手仕事が注目され続けていますね。
コロナ禍によって、その勢いは加速し
突然に訪れた、自宅で過ごす余り時間に
改めて、自らの“手”によって生み出される、ぬくもりのあるもの、
祈りを込めて、誰かを想い作られた世界に1つだけのものの
大切さを感じた方も大勢いらっしゃったと思います。
日本人にとって、「手仕事」は世界に誇れる文化ですよね。
日本の食料自給率は現在40%にも満たしませんが
戦前の自給率は80%を超えていたほど
日本人は田畑を耕していた訳ですが、
そんな農民の農閑期に当たる冬の仕事が
てわっさ(手技)でした。
てわっさとは、会津地方の方言で「手技」を指しますが
その語源は「てわすら」からきています。
「てわすら」とは、「手遊び」のことで、「手」+「わっさ=悪さ」を指します。
おばーちゃん達の会話が思い浮かびますが
近所のおばーちゃんが家に入ってきたとして
A:「何してたんだよ~」
B:「てわっさしてた~~」
とか
A「てわっさしてたのかよ~」
B「んだ遊んでだだ~」
みたいな、なんとなく、庶民が職人に対して
謙遜する表現だったのかな?と予想します。
現代では、「手仕事」といえば「職人」のイメージが強いですが
「てわっさ」というのは、もっと「遊び」の要素が強いのかもしれませんね。
冬の会津で「てわっさ」体験いかがでしょうか♪
当日予約が可能なところもありますが、ほとんどの体験が事前予約が必要です。
日程が決まったらお早目にお問い合わせください。
くつろぎ宿スタッフがおすすめする会津のてわっさ(手技)体験
❄会津と言えば「会津漆器」❄
①<会津若松市> 鈴善漆器店
独自の技法を受け継ぐ会津漆器の老舗で蒔絵体験
・所要時間 60分
・料金 2,500円~(銘々皿 2,500円、木製漆塗汁椀 3,000円、カップ 3,500円等)
・電話 0242-22-0680
・営業時間 10:00~17:00
・HP: https://suzuzen.com/
②<喜多方市> 木之本漆器店
ほっこり空間で蒔絵体験
・所要時間 60分
・料金 ガラス風鈴1,430円、菓子皿1,320円、スプーンとレンゲ1,320円等
・電話 0241-23-1611
・時間 9:30〜16:00
・HP: https://www.aizu-kinomoto.com/
❄会津の冬を彩る絵ろうそく
③<会津若松市> 小澤蝋燭店
会津伝統工芸 絵ろうそくの絵付け体験
・所要時間 60分
・料金 1,500円~
・営業時間:10:00~17:00
・電話 0242-27-0652
・HP: https://www.aizuerousoku.com/index.html
④<会津若松市> 会津絵ろうそく本舗 山形屋本店
◆創業250余年◆会津の歴史を誇る老舗で絵ろうそくの魅力にふれる絵付け体験
・所要時間 60分
・料金 5匁880円、7匁1100円(税込)
・時間 9:00~16:00(要予約)
・電話 0242-22-5769
・HP: https://rousoku.com/
❄東山温泉の玄関口窯元「慶山焼」/500年の歴史を誇る本郷焼
⑤<会津若松市> 会津慶山焼
陶芸教室・【絵付け体験】
・所要時間 30分~60分
・料金 湯 呑…… 1,000円、マグカップ… 1,200円、皿……1,100円
・時間 9:00〜16:30
・電話 0242-26-2507
・HP: http://www.keizanyaki.com/index.html
他にも「手びねり体験」がございます。
⑥<会津美里町> 機の音工房
手びねり体験
・料金 粘土1k・2400円 500g・1200円(どちらも税込み)送料別
・時間 9:00〜16:30
・電話 0242-56-5098
・HP: https://www.kinooto.com/
他にも「絵付け体験」がございます。
⑦<会津美里町> 窯元流紋焼
【電動ロクロ】伝統ある窯元で物を創る大切さを体験してみませんか?
・所要時間 20分
・料金 2,900円~送料別
・時間 9:00~15:00
・電話 0242-56-2221
・HP: http://ryuumon.co.jp/
他にも「手びねり体験」や「絵付け体験」がございます。
❄日本4大型紙「会津型」
⑧<喜多方市> 染織工房 れんが
会津型 型彫り体験
・所要時間 90分
・料金 2,000円
・時間 9:30~17:00
・電話 0241-23-1424
・HP: (喜多方観光物産協会)http://www.kitakata-kanko.jp/category/detail.php?id=8
ご宿泊はお決まりですか??
冬の温泉は格別です。
みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。
バックナンバー
【会津の冬の楽しみ方⑥】冬の絶景に包まれて
【会津の冬の楽しみ方⑤】奥会津の玄関口〜柳津町へのいざない〜
【会津の冬の楽しみ方④】会津の冬の祭事&雪まつり15連発★
【会津の冬の楽しみ方③】陶芸絵付け体験できるお店のご紹介です
【会津の冬の楽しみ方②】慶山焼 絵付け体験に行ってきました♪
会津の冬の楽しみ方をシリーズでご紹介します♪
旅行好きが転じて旅館に就職。あちこち飛び回っておもしろいことを日々発見中!喫茶店love女子。只今育児奮闘中。
くつろぎ宿 千代滝・新滝
くつろぎ宿は、会津東山温泉街に千代滝と新滝というおもむきの異なる2つの旅館を運営しています。
» くつろぎ宿 総合サイト
» 公式 Instagram
くつろぎ宿千代滝
千代滝は、東山温泉郷を一望できる高台にあります。
館内には会津の地酒は常時30種類以上をご用意した、日本酒バー「地酒の館」もございますので、遅くまで地酒をお楽しみいただけます。
風呂は10階と2階の二か所にございます。
10階にある「遊月の湯」からは、会津城下町の夜景をはじめ、温泉街や温泉郷をご覧いただけます。天気の良い日には綺麗な星空が広がることも。
» 千代滝 ホームページ
くつろぎ宿新滝
新滝は、東山温泉街中心部、川沿いにあります。
館内には、歴代の会津藩公の湯治場だった岩風呂をはじめ、戊辰戦争のときに土方歳三が刀傷を癒した猿の湯に由縁あるお風呂など、4種類の源泉かけ流しのお風呂がございます。
» 新滝 ホームページ