会津は民芸と工芸がとても盛んな土地です。
本郷焼をはじめとする焼き物や、漆を使った会津漆器、山ブドウやマタタビを使った編み組細工など、実用的なものをはじめ、鑑賞や玩具用の民芸品もたくさんあります。
今日はその中から赤べこをご紹介します。
赤べこって?
赤べこ、今年はテレビでたくさん取り上げられたのでご覧になった方もたくさんいらっしゃるかと思います。
起き上がり小法師と並ぶ会津の人気のお土産でもあります。
赤べこ伝説?
赤べこの由来には諸説あるようです。
・大地震がおきた時、柳津町の円蔵寺再建のときに活躍した赤い牛伝説
・平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛の伝説
・ 蒲生氏郷が殖産振興のために招いた技術者から伝わった
などなど…。
今も赤べこは街中に
現在でも赤べこは発祥の柳津をはじめ街中でもよく見かけ、会津若松市には赤べこ公園まであります!
会津にくると、縁起物としてはもちろん、玩具や装飾としても赤べこが定着しているのが実感できるかと思います。
千代滝と新滝の館内にも赤べこが!
そんな赤べこ、千代滝・新滝にもたくさん飾ってあります。
中には隠れるように顔を覗かせているものも。
赤べこはどれも表情が違い、それぞれ個性があるのです。
縁起の違いもあります。
こちらは千両箱を背負った千両べこ、商売繁盛の縁起物です。
こちらは米俵を背負った豊年べこ、豊作を祈念した縁起物です。
その他、最近は色々なデザインの変わり種?も市内のあちこちで見かけます。
千代滝と新滝の館内のいたるところにいますので、ご宿泊の際は、赤べこも気にして見て頂けると嬉しいです。
そして何より、会津にお越しの際は、お土産屋さんなどでお気に入りの赤べこと出会ってください😄
くつろぎ宿 赤べこコレクション
ぜひ、会津の民芸品の世界にふれてみてください。
マーケティング部所属。
会津の歴史や文化を調べるのがライフワーク。読書は多読気味。たまにラーメンや登山。いわゆるアラサー。
くつろぎ宿 千代滝・新滝
くつろぎ宿は、会津東山温泉街に千代滝と新滝というおもむきの異なる2つの旅館を運営しています。
» くつろぎ宿 総合サイト
» 公式 Instagram
くつろぎ宿千代滝
千代滝は、東山温泉郷を一望できる高台にあります。
館内には会津の地酒は常時30種類以上をご用意した、日本酒バー「地酒の館」もございますので、遅くまで地酒をお楽しみいただけます。
風呂は10階と2階の二か所にございます。
10階にある「遊月の湯」からは、会津城下町の夜景をはじめ、温泉街や温泉郷をご覧いただけます。天気の良い日には綺麗な星空が広がることも。
» 千代滝 ホームページ
くつろぎ宿新滝
新滝は、東山温泉街中心部、川沿いにあります。
館内には、歴代の会津藩公の湯治場だった岩風呂をはじめ、戊辰戦争のときに土方歳三が刀傷を癒した猿の湯に由縁あるお風呂など、4種類の源泉かけ流しのお風呂がございます。
» 新滝 ホームページ