磐梯山山頂からの景色です(10月18日撮影)。
会津盆地は北陸地方と関東地方と東北地方の3地方が接する境にあります。
磐梯山からは新潟との境にある越後山脈や、山形との境にある飯豊連峰、東北地方の背骨と呼ばれる奥羽山脈に属する吾妻連峰や安達太良山系の山々が見渡せます。
ぐるっと見渡すと、日本列島の造形の一端を感じることができます。
また天気が良いと会津若松市をはじめ、喜多方市や猪苗代町、郡山市まで見ることができます。「こ、これが会津か…!」と、見知っている土地を俯瞰できるようで、登るたびになんだか少ししんみりとした気分になったりもします。
もちろん、猪苗代湖をはじめ、裏磐梯エリアの磐梯山噴火による山体崩壊でできた地形もよく観察できます。
歴史が好きな方も楽しめます。戊辰戦争の新政府軍の進攻路はあそこの山あいからあーでこーで、大峠が開通する前の江戸時代の山形・会津間の街道は檜原経由だからあーでこーでと、マニアックな会話も‥。いつもより高い位置から見渡すと、知っている地域もまた少し違った印象を受けますね。
磐梯山は1816mと、登山初級者~中級者の方に向いている山です(登山靴の用意はあった方がいいです!)。
所要時間も往復5~6時間ほどです。
この日は9時に登山開始、山頂や山小屋で2時間近くのんびりして、15時頃に下山しております。
11月の初旬から積雪がはじまるので2018年シーズンの登山は残りわずかですが、ぜひ、一度はご覧いただきたい光景です。
東山温泉街から磐梯山登山口では、八方台登山口をおすすめしております。
数ある登山口の中でも、2時間ほどで山頂に行け、気軽に登山を楽しむことができます。
※グーグルマップは千代滝からのルートです。
東山温泉から八方台駐車場までお車で45分ほど、高速道路・磐梯河東ICからも25分ほどとアクセス抜群です!
会津東山温泉 くつろぎ宿 千代滝・新滝
東山温泉郷を一望できる、高台に位置する千代滝HP
千代滝
東山温泉街中心部、川沿いに位置する新滝HP
新滝
くつろぎ宿 総合HP
くつろぎ宿
マーケティング部所属。
会津の歴史や文化を調べるのがライフワーク。読書は多読気味。たまにラーメンや登山。いわゆるアラサー。
くつろぎ宿 千代滝・新滝
くつろぎ宿は、会津東山温泉街に千代滝と新滝というおもむきの異なる2つの旅館を運営しています。
» くつろぎ宿 総合サイト
» 公式 Instagram
くつろぎ宿千代滝
千代滝は、東山温泉郷を一望できる高台にあります。
館内には会津の地酒は常時30種類以上をご用意した、日本酒バー「地酒の館」もございますので、遅くまで地酒をお楽しみいただけます。
風呂は10階と2階の二か所にございます。
10階にある「遊月の湯」からは、会津城下町の夜景をはじめ、温泉街や温泉郷をご覧いただけます。天気の良い日には綺麗な星空が広がることも。
» 千代滝 ホームページ
くつろぎ宿新滝
新滝は、東山温泉街中心部、川沿いにあります。
館内には、歴代の会津藩公の湯治場だった岩風呂をはじめ、戊辰戦争のときに土方歳三が刀傷を癒した猿の湯に由縁あるお風呂など、4種類の源泉かけ流しのお風呂がございます。
» 新滝 ホームページ