今年の秋の紅葉は、会津西部にある柳津町はいかがでしょうか?
絶景が広がる会津の紅葉おすすめスポット・観光スポットを、東山温泉くつろぎ宿のスタッフが特集します!
柳津町って?
柳津町は、福島県会津地方の西部に位置する人口3,428人の町です。
会津の中でもブナの原生林が残る自然豊かな奥会津地域の入り口となる町でもあります。
会津の中心部にある東山温泉から車で一時間弱で行くことができます。
奥会津は植生が豊かで紅葉スポットがたくさんあります。
特に柳津は円蔵寺(えんぞうじ)という古いお寺があり、そこから見る景色が絶景なんです。
他にも世界的版画家・斎藤清美術館もあるなど、観光におすすめの町でもあります。
柳津のオススメスポット
福満虚空蔵尊円蔵寺
柳津といえば、まずはこちら!会津が誇る名刹、圓蔵寺(えんぞうじ)です。
空海作とされる虚空蔵菩薩をご本尊とする、徳一開創のお寺です。
円蔵寺、只見川沿いの崖の上に建っているのが特徴です。
それもあって会津の清水寺と呼ばれたりもしますが、景観は清水寺以上に美しい!と個人的には思っています。
お寺から只見川と一緒に紅葉に萌える奥会津の山並みをみわたせば柳津のファンになること必須です!
境内にも紅葉スポットがあります。
所在地
福島県河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲176
お問合せ先6>
柳津観光協会 TEL : 0241-42-2346
柳津観光協会のホームページ
やないづ町立斎藤清美術館
世界的版画家・斎藤清、実は会津の出身なんです!
どうして柳津に斎藤清美術館があるかというと、斎藤清は晩年を柳津ですごしています。
柳津のアトリエを拠点に、会津各地でたくさんの作品を残しました。
特に雪景色を描いた会津の冬シリーズは有名です。美しく鮮やかなモノクロームで表現された会津の街並みや暮らしは、幼少期と晩年を会津ですごした斎藤清の心象風景のようで、見ると暖かく懐かしい気持ちになれます。
会津で残した作品は、世界を舞台に活躍した斎藤清晩年の到達点として、現在もたいへん高い人気と評価を誇っています。
今秋はアメリカの美術収集家、ノーマン・トールマンのコレクション展を開催しています。
トールマンが所有する世界初公開の斎藤清の版画作品のほか、棟方志功の作品など、トールマンのコレクションが展示されています。
ザ・トールマン コレクション展
2018年9月15日(土)〜11月25日(日)
また、斎藤清がアトリエ兼住居として生活していた家が公開されています。
斎藤清の作品創作のエネルギーを感じることができ、とてもオススメです。
美術館から徒歩圏内ですので、ぜひ、お立ち寄りください。
※アトリエの公開日などは斎藤清美術館までお問い合わせください。
所在地・お問い合わせ先
道の駅 会津柳津
道の駅ブームの昨今、柳津にも道の駅があります!
柳津名物の会津柳津ソースかつ丼や、地元の素材でつくったオリジナルの商品が満載です。
おすすめは炒ったアワが香ばしいこちらのあわソフト。
斎藤清美術館と同じ敷地内にございますので、合わせてご利用ください。
所在地・お問い合わせ先
あわまんじゅう
柳津で絶対に食べたいのが、あわまんじゅうです。
雑穀のアワと餅米を練りこんだ生地で、こしあんを包んでむしあげます。
江戸時代、前掲の円蔵寺が火災にあったとき、「もう二度とこのような災難に”あわ”ないように」という祈願のもと、アワを使った饅頭を奉納したのが始まりとのこと。
独特なもち米の粘り気と、アワの口当たりの柔らかさがくせになります。ぜひ、柳津で蒸したてを食べてみてください。
あわまんじゅうを作っているお菓子屋は数店舗あります。
下記で紹介した3店舗はどれも徒歩圏内です。グーグルマップでは小池菓子舗さんを紹介しています。
小池菓子舗
柳津町柳津字岩坂町甲206
はせ川屋
柳津町柳津字岩坂町甲180
いなばや菓子店
福島県河沼郡柳津町柳津岩坂町甲208
赤べこ
今年、マツコ・デラックスさんに紹介されて改めて人気になった会津の民芸品、赤べこ。
実は、この赤べこも柳津が発祥です。しかも、あわまんじゅうと同じく前掲の円蔵寺に由来するんです。
今から400年前、大地震で倒壊した円蔵寺の再建中、崖上に木材をどう運ぶかで困っていたろこと、赤毛の牛の群れに助けられて無事に再建なったという伝説があります。
柳津の街中を歩けば赤べこをいたるとろこで目にします。
ぜひ、縁起物の赤べこ、せっかくなら発祥の柳津で購入してはいかがでしょうか?
まとめ
以上、柳津町を紹介しました。
柳津町の魅力はこれらが全て町の中心部に集中していることです。
半日ほどのお時間でもゆっくり見て回ることができます。
美術にお寺に食に歴史に自然にと、かなり贅沢な観光ができます。
他にも、只見川と並行して走る只見線や、只見川を走る遊覧船など、柳津は見どころいっぱいです。
柳津の紅葉の見ごろは10月下旬から11月上旬となっています。ぜひ、この秋は柳津へお越しください。
会津のご宿泊は東山温泉で
会津観光は会津の中心に位置する東山温泉を拠点にすると便利です。
会津若松市街地から自動車で10分弱の位置にあり、歴史の長い温泉街です。
くつろぎ宿は東山温泉街に千代滝・新滝という二つの旅館を運営しています。
会津にとことんこだわった館内、会津旅行の際はぜひ、ご利用ください。
会津東山温泉 くつろぎ宿 千代滝・新滝
東山温泉郷を一望できる、高台に位置する千代滝HP
千代滝
東山温泉街中心部、川沿いに位置する新滝HP
新滝
くつろぎ宿 総合HP
くつろぎ宿
マーケティング部所属。
会津の歴史や文化を調べるのがライフワーク。読書は多読気味。たまにラーメンや登山。いわゆるアラサー。
くつろぎ宿 千代滝・新滝
くつろぎ宿は、会津東山温泉街に千代滝と新滝というおもむきの異なる2つの旅館を運営しています。
» くつろぎ宿 総合サイト
» 公式 Instagram
くつろぎ宿千代滝
千代滝は、東山温泉郷を一望できる高台にあります。
館内には会津の地酒は常時30種類以上をご用意した、日本酒バー「地酒の館」もございますので、遅くまで地酒をお楽しみいただけます。
風呂は10階と2階の二か所にございます。
10階にある「遊月の湯」からは、会津城下町の夜景をはじめ、温泉街や温泉郷をご覧いただけます。天気の良い日には綺麗な星空が広がることも。
» 千代滝 ホームページ
くつろぎ宿新滝
新滝は、東山温泉街中心部、川沿いにあります。
館内には、歴代の会津藩公の湯治場だった岩風呂をはじめ、戊辰戦争のときに土方歳三が刀傷を癒した猿の湯に由縁あるお風呂など、4種類の源泉かけ流しのお風呂がございます。
» 新滝 ホームページ